◇こいぬい日記◇

✴︎妊娠・出産に対して日々の小さな不安や悩み、取り入れて良かったことなどを皆さんと共有できますように…✴︎

【計画無痛分娩】子宮口が全く開かず【緊急帝王切開】で出産

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タイトル通り、計画無痛分娩からまさかの緊急帝王切開を経て予定日より1日早い2019年6月5日に、無事男の子を出産しました。

慣れない育児と帝王切開で受けたダメージにより、なかなかブログを更新できずにいましたが、出産から1ヶ月が経ち徐々に元の生活に戻りつつあるので、今後も頑張って更新していきたいと思います。

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計画無痛分娩と緊急帝王切開出産までのスケジュール

計画無痛分娩と緊急帝王切開出産までのスケジュールをご覧ください。フルコース並みの経験をさせて頂きました。

  • 1日目 ラミナリア
  • 2日目 バルーン
  • 3日目 陣痛促進剤(硬膜外麻酔あり)★本当はここで生まれる予定だった
  • 4日目 陣痛促進剤(硬膜外麻酔あり)
  • 5日目 土曜日のため、一時外泊
  • 6日目 20時に病院へ再入院 高位破水あり
  • 7日目 陣痛促進剤(硬膜外麻酔あり)☆
  • 8日目 陣痛促進剤(硬膜外麻酔あり)
  • 9日目 緊急帝王切開

★と☆は硬膜外麻酔の管を挿入した日です。そうです、無痛分娩を行うにあたり、2回も硬膜外麻酔の処置をやったのです。2回目の7日目にはもう心が折れていましたけどね。でも無事に生まれてきてくれて本当に良かったです。

【計画無痛分娩】とは

計画無痛分娩とは、予め出産日を先生と決め、その日に向けて分娩誘発剤を使い出産することです。日本では「24時間いつでも陣痛が来たら麻酔を打って、無痛分娩に切り替えますよ」という病院が少なく、無痛分娩と謳っている病院でも実際は計画的に陣痛を起こさせて出産する【計画無痛分娩】が多いのが現状です。考え方を変えると、前もって出産日を決められるので、家族も自分も心構えができるので良いのではないかと私は思いました。

しかし、平日の日中に陣痛が始まった場合のみ計画無痛分娩が可能なので、入院中の夜中に陣痛が来てしまった場合は、普通分娩になります。

【計画無痛分娩】バルーン・ラミナリア・陣痛促進剤の痛さ

計画無痛分娩で出産するにあたり、子宮口がまだ開いていない人は、バルーンやラミナリア・陣痛促進剤を使用し、子宮口を開かせ陣痛を起こさせないといけないのですが、なんせこれが痛い!どこが無痛じゃい!と思ったぐらいです。これも子宮口が全く開いていなかったので、余計痛かったのだと思います。

ラミナリア

入院1日目15:00ラミナリアを子宮頸管に入れる処置を行いました。これが物凄く激痛。流産をした際の掻把手術でもやりましたが、二度とやりたくないと思うほどの痛さなのに、2本も入れられました。しかし、ラミナリアは、挿入の際が激痛なだけで、処置が終わればどうってことなかったです。

ラミナリア桿は、子宮頸管の拡張等に用いられる、棒状の医療機器である。単にラミナリアとも呼ばれることがある。コンブの茎根を原材料とするものがラミナリア桿であるが、近年ではラミナリア桿に類似した、高分子材料を原材料とする類似品も登場している。

バルーン

翌日の入院2日目16:00ラミナリアを取り、バルーンを挿入。未知の痛さと不快感と恐怖で泣き叫びました。そして部屋に帰ると出血があり、青ざめましたが、とくに問題なしとのことでバルーンを入れたまま一晩過ごしました。

陣痛促進剤

陣痛促進剤もこれまた未知の痛さ。3日目6:30に朝食を摂らされ、7:30に分娩室のLDRへ移動。最初は水分だけの点滴が開始され、9:30から陣痛促進剤の点滴も追加されました。

徐々に痛みのレベルを上げていくようなのですが、最初は全く何も感じないほど優しいレベル。余裕じゃん!とか思っているとレベルを上げられていき、じわじわ痛みが増してきます。「限界がきたら痛み止め(麻酔)を入れるので声かけてくださいね~」と看護師に言われますが、未知の痛さなので、どれぐらいが限界なのかわかりませんよね。とりあえず、「これが生理ならロキソニン飲んでる痛さです」と意味のわからない例えを伝えていました。 

【計画無痛分娩】硬膜外麻酔の痛さ

計画無痛分娩には、硬膜外麻酔が必要不可欠なのですが、これもまた痛い。痛いというか気持ち悪い感じです。硬膜外麻酔の管を入れる前に、まず小さい麻酔をするのですが、歯医者さんでの麻酔的な感じで痛いけれど耐えられる痛さでした。

その後、管を通していくのですが、背骨をトンカチでコツコツされているような、未知の気持ち悪さがありました。恐怖のあまり力が入り、呼吸が浅くなり痛いように感じましたが、終わってしまうとそこまで痛くなかったような・・・。

麻酔を入れられるときは、少量の試し打ちをして、痺れがきてないか、口の中に変な味が流れていないか、などをチェックし、OKなら体の向きを変えながら3回入れられます。

麻酔を入れたら、下半身がボーっとしているので、尿も看護師さんに採ってもらうことになります。介護ってこんな気持ちなんだな~としみじみ思ったりしていました。

1番痛いのは、子宮口の開き具合を確認する内診

ラミナリアやバルーン、様々な激痛と戦ってきましたが、子宮口の開き具合を確認する先生の内診が1番痛かったです。グググっと奥まで手を突っ込まれ、開き具合を確認するのですが、なんせ開いていないので毎度毎度激痛でした。経験していないのでわかりませんが、開いている人はきっと痛くないんでしょうね・・・。

分娩室LDRの感想

分娩室LDRの感想は、良い!の一言ですね。病室は個室にしていたので、個室とあまり変わりないと言えばわかりやすいでしょうか。広々としており、ソファーやテレビ、冷蔵庫もあり、部屋の中にトイレもあります。私みたいに、本陣痛待ち&麻酔してるから痛くない余裕のある人はテレビを見ながらダラダラできるので良いですよね。

緊急帝王切開の流れ

計画無痛分娩を4日間行い、全く子宮口が開かなかったので6日目に緊急帝王切開となりました。高位破水をしていたのですが、自分では全く気付かず、しかも高位破水してても子宮口は開かずで、これ以上の計画無痛分娩は負担がかかるとのことでした。帝王切開と決まれば、あれよあれよと看護師ちゃんたちがバタバタと準備をして、30分ぐらいで手術室へ運ばれ、40分後ぐらいにはこいぬいが産まれ、そこからさらに40分後ぐらいにはお腹を閉じて終了という感じでした。

麻酔はポンポン打たれ、恐怖のあまり震えていると一瞬で脇から下ぐらいは全く感覚がなくなりました。麻酔の力って凄い。

 まとめ

計画無痛分娩って、あっさり生まれるものではないんだなぁと実感しました。出産は大変だということは知っていましたが、まさかこんなに大変で思い通りに行かなくて、全然無痛じゃなくて、と知らないことばかりでした。でも、あれもこれも、こいぬいが無事に生まれてきてくれたことで、全て良い経験となりました。

次回はこの入院・出産にかかった金額や、コープ共済で返ってきた金額を書きたいと思います。これからもよろしくお願いします♡

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