◇こいぬい日記◇

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【大阪市】2019年4月1日より妊婦健康診査の公費負担が変わります

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2019年4月1日以降に実施する妊婦健康診査(=妊婦健診)の公費負担額が変更になりました!何が変更になったか見ていきましょう。

3月中旬くらいに大阪市在住の私は「大阪市こども青少年局子育て支援部管理課」というところから封書で届いておりました。(危うく開けずに捨てるところだった)

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一部の公費負担額が増額!

一部の公費負担額が有難いことに増額しました。増額と言っても数十円~数百円ですが、1点10円と考えると大きいですよね。

公費負担額が増額されたのは、以下の項目です。詳しく見ていきましょう。

  • 受診票①24,840円⇒24,870円 !30円増額!
  • 受診票⑬13,590円⇒13,890円 !300円増額!
  • 受診票⑭16,470円⇒16,570円 !100円増額!

受診票①の健康診査の検査内容

妊婦健診、記念すべき1回目の受診票①の健康診査の検査内容は、

  • 基本的な検査(体重・血圧測定な)
  • 採血
  • 超音波検査
  • 子宮頚部細胞診

採血が、血液型検査やB肝・C肝、HIV検査など自費ではなかなか高い検査項目が含まれています。受診票①が妊婦健診の公費負担額は1番高くなっています。その負担額がさらに30円増額されたので、他に気になる抗体があれば受診票①の時に一緒に検査をしてもらう方が良いです。検査項目を増やしたところで、採血の量は変わりませんので安心してください。

ペットを飼っている・最近外の動物を触った、などトキソプラズマが気になる人はここで一緒に調べてもらいましょう。

 トキソプラズマについては過去記事をご覧ください★

www.coinui-blog.com

 

子宮頚部細胞診は超音波検査をしているときにサササっとやってくれるので、激痛!とかはありませんでした。

受診票⑬の健康診査の検査内容

  • 基本的な検査(体重・血圧測定な)
  • 採血
  • 超音波検査
  • B群溶血性レンサ球菌検査

採血の項目は前回の大量検査ほどではなく、貧血検査だけなので、血を取る量も少ないです。

超音波検査の時に、一緒にB群溶血性レンサ球菌検査をします。

B群溶血性レンサ球菌とは?

B群溶血性レンサ球菌とは、この菌自体は皮膚などにいる普通の菌です。膣に常にいる場合も多く、妊婦さんの10%程度がこの菌を持っていると言われています。普段はこの菌を持っていても害はないのですが、妊娠中にこの菌が膣内にいると、お産の時に産道を通る赤ちゃんに感染してしまい、細菌性髄膜炎や敗血症、肺炎など起こす可能性があります。しかし、この菌を持っているママから生まれた赤ちゃんみんなに感染するというわけでもありません。
万が一、感染してしまっても発症率は1%以下と言われていますが、感染しないようにするのが1番ですよね。

B群溶血性レンサ球菌の検査方法は?

B群溶血性レンサ球菌の検査方法は、超音波検査をしているときに、綿棒で採取します。超音波検査にもいい加減慣れてきているので一瞬で終わります。


B群溶血性レンサ球菌に感染していたら?

もしも、B群溶血性レンサ球菌を持っているとわかったら、抗生剤を1~2週間内服します。
赤ちゃんへの感染を防ぐためには、陣痛が始まったとき・破水が分かった時点でペニシリン系の抗生剤を点滴します。出産まで時間がかかるときは、何度か点滴投与をします。
お産までに時間がかかる場合は何度か点滴をします。これで赤ちゃんが産道を通ってきても感染する可能性はかなり低くなり、産後は赤ちゃんに感染していないか鼻から細菌培養検査をし経過をみます。

受診票⑭の健康診査の検査内容

  • 基本的な検査(体重・血圧測定な)
  • 採血
  • 超音波検査
  • 性器クラミジア検査

この時の採血は、トレーランG液50gという炭酸ジュースみたいなものを飲んで1時間待ってから採血をします。(病院により違いはあると思います)

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一定量のブドウ糖が含まれているので、服用後の血中ブドウ糖濃度糖値の上昇具合を検査するものらしいです。サイダー系の炭酸ジュースなので、飲みやすく、ジュースを貰った気分になるのでちょっと嬉しかったです。笑

そして、性器クラミジア検査は、超音波検査のときに一緒にやってくれるので、一瞬で終わります。

受診票⑬と受診票⑭は番号順ではない!

受診票は番号順に進めていくわけではないので、受診票⑬は臨月突入の36~39週頃に行い、受診票⑭は24~27週頃に行います。受診票⑭を使うときは、トレーランG液50gを飲んで30分~1時間後に採血なので、時間を潰せる本などを持参している方が良いです。勿論のことですが、血糖値の検査なので、ぎりぎりに食事はしない方が良いです。食後2~3時間はあけ、飲み物は糖分の入っていないお茶やお水などを摂るようにしましょう。

超音波検査の公費負担回数が4回分追加!

今までの超音波検査は、たったの4回しかありませんでしたが、4月からは超音波検査の公費負担回数がさらに4回分追加されたので合計8回も公費負担に!安心ですよね。これで月に1回は公費負担で診てもらえる計算になります。4回と8回じゃ、この差は大きいですよね!

まとめ

簡単な表を作りましたので、参考にどうぞ。

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妊婦健診も残すところ、あと数回となってきましたが、それでも公費が増えるのは嬉しいですね。

 

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